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# EURO 2024 全試合日程・結果速報・順位表まとめ|サッカー欧州選手権
作者:吉祥法师
## 大会概要
UEFA欧州選手権(ユーロ)は、4年に一度、FIFAワールドカップの中間年に開催される、ヨーロッパ各国のサッカー代表チームによる最高峰の大会である。第17回目となる今大会「EURO 2024」は、日本時間2024年6月15日(土)から7月15日(月)までの約1ヶ月間にわたり、開催国ドイツで熱戦が繰り広げられた。出場チームは開催国ドイツと予選を勝ち抜いた23チームの合計24チームであり、最終的にスペインが歴代最多となる4度目の優勝を記録して幕を閉じた。
大会方式は、まず6つのグループに4チームずつ分かれて総当たり戦(グループステージ)を行い、各グループ上位2チームと各グループ3位のうち成績上位4チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出する方式が採用された。決勝トーナメントでは、90分を終えて同点の場合、15分ハーフの延長戦を行い、それでも決着がつかない場合はPK戦で勝者を決定するルールが適用された。
今大会の舞台となったのは、ドイツ各地の10か所のスタジアムである。首都ベルリンのオリンピアシュタディオンは決勝戦の会場として選ばれ、その他、ハンブルクのフォルクスパルクシュタディオン、ケルン・スタジアム、ドルトムントのBVBシュタディオン・ドルトムント、デュッセルドルフ・アレーナ、ゲルゼンキルヒェンのアレーナ・アウフシャルケ、ライプツィヒ・スタジアム、フランクフルト・アレーナ、シュトゥットガルト・アレーナ、ミュンヘンのフースバル・アレーナ・ミュンヘンが試合会場として使用された。
日本国内での視聴に関しては、テレビでは衛星放送のWOWOWで一部の試合が生放送され、地上波での放送は行われなかった。インターネット配信では、WOWOWオンデマンドとABEMAが全試合をライブ配信し、多くのサッカーファンが視聴できる環境が整えられた。
## グループステージ
グループステージは、日本時間6月15日から6月27日までの期間で行われ、各グループで熾烈な順位争いが展開された。各グループの結果は以下の通りである。
### グループA
グループAは、開催国ドイツが圧倒的な強さを見せ、2勝1分けの勝点7で首位通過を果たした。攻撃陣は8得点を記録し、守備陣もわずか2失点に抑える盤石の内容であった。スイスは1勝2分けで勝点5を獲得し、堅実な守備とバランスの取れた攻撃で2位通過を決めた。ハンガリーは初戦でスイスに敗れたものの、最終節でスコットランドに勝利して勝点3を挙げたが、3位に終わった。スコットランドは勝点1のみに終わり、グループ最下位で敗退が決定した。
| 順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 |
|------|--------|----|----|----|------|------|--------|------|
| 1 | ドイツ☆ | 2 | 1 | 0 | 8 | 2 | 6 | 7 |
| 2 | スイス☆ | 1 | 2 | 0 | 5 | 3 | 2 | 5 |
| 3 | ハンガリー | 1 | 0 | 2 | 2 | 5 | -3 | 3 |
| 4 | スコットランド | 0 | 1 | 2 | 2 | 7 | -5 | 1 |
グループAの試合では、開幕戦のドイツ対スコットランドが5-1の大差で開催国が圧勝し、大会の幕開けを飾った。ハンガリー対スイスは3-1でスイスが勝利。第2節ではドイツがハンガリーを2-0で下し、スコットランドがスイスと1-1で引き分けた。第3節ではスイスがドイツと1-1で引き分け、スコットランドはハンガリーに0-1で敗れた。
### グループB
グループBは、スペインが3戦全勝の勝点9で完全優勝を遂げ、5得点無失点という圧倒的なパフォーマンスを見せた。イタリアは1勝1分け1敗の勝点4で2位通過。クロアチアは0勝2分け1敗の勝点2で3位、アルバニアは0勝1分け2敗の勝点1で最下位となり、両チームはグループステージ敗退が決定した。
| 順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 |
|------|--------|----|----|----|------|------|--------|------|
| 1 | スペイン☆ | 3 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 | 9 |
| 2 | イタリア☆ | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 | 4 |
| 3 | クロアチア | 0 | 2 | 1 | 3 | 6 | -3 | 2 |
| 4 | アルバニア | 0 | 1 | 2 | 3 | 5 | -2 | 1 |
初戦ではスペインがクロアチアに3-0で完勝し、イタリアがアルバニアに2-1で辛勝した。第2節ではクロアチアとアルバニアが2-2の大混戦の引き分けに終わり、スペインがイタリアを1-0で下して連勝を飾った。第3節ではアルバニアがスペインに0-1で敗れ、クロアチアがイタリアと1-1で引き分けた。
### グループC
グループCは、イングランドが1勝2分けの勝点5で首位通過を果たしたが、攻撃面では課題を残す内容であった。デンマークとスロベニアはともに0勝3分けの勝点3で並び、得失点差でデンマークが2位、スロベニアが3位となり、勝点3で3位となったスロベニアは他グループと比較して3位チームの中で成績上位に該当し、決勝トーナメント進出を果たした。セルビアは0勝2分け1敗の勝点2で最下位となり敗退した。
| 順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 |
|------|--------|----|----|----|------|------|--------|------|
| 1 | イングランド☆ | 1 | 2 | 0 | 2 | 1 | 1 | 5 |
| 2 | デンマーク☆ | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0 | 3 |
| 3 | スロベニア☆ | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0 | 3 |
| 4 | セルビア | 0 | 2 | 1 | 1 | 2 | -1 | 2 |
初戦ではスロベニアとデンマークが1-1で引き分け、セルビアがイングランドに0-1で敗れた。第2節ではスロベニアとセルビアが1-1で引き分け、デンマークがイングランドと1-1で引き分けた。第3節ではイングランドがスロベニアと0-0、デンマークがセルビアと0-0でともにスコアレスドローに終わった。
### グループD
グループDは、オーストリアが2勝1敗の勝点6で首位通過を果たし、攻撃的なサッカーで注目を集めた。フランスは1勝2分けの勝点5で2位通過。オランダは1勝1分け1敗の勝点4で3位となったが、グループ3位の中で成績上位に該当し、決勝トーナメント進出を決めた。ポーランドは0勝1分け2敗の勝点1で最下位となり敗退した。
| 順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 |
|------|--------|----|----|----|------|------|--------|------|
| 1 | オーストリア☆ | 2 | 0 | 1 | 6 | 4 | 2 | 6 |
| 2 | フランス☆ | 1 | 2 | 0 | 2 | 1 | 1 | 5 |
| 3 | オランダ☆ | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 0 | 4 |
| 4 | ポーランド | 0 | 1 | 2 | 3 | 6 | -3 | 1 |
初戦ではポーランドがオランダに1-2で敗れ、オーストリアがフランスに0-1で敗れた。第2節ではポーランドがオーストリアに1-3で敗れ、オランダとフランスが0-0で引き分けた。第3節ではオランダがオーストリアに2-3で敗れ、フランスがポーランドと1-1で引き分けた。
### グループE
グループEは、ルーマニア、ベルギー、スロバキア、ウクライナの4チームがすべて1勝1分け1敗の勝点4で並ぶ稀に見る大混戦となった。最終的に得失点差でルーマニアが首位、ベルギーが2位、スロバキアが3位となり、スロバキアも3位チームの中で成績上位となり決勝トーナメント進出を決めた。ウクライナは得失点差で最下位となり敗退した。
| 順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 |
|------|--------|----|----|----|------|------|--------|------|
| 1 | ルーマニア☆ | 1 | 1 | 1 | 4 | 3 | 1 | 4 |
| 2 | ベルギー☆ | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 4 |
| 3 | スロバキア☆ | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 | 4 |
| 4 | ウクライナ | 1 | 1 | 1 | 2 | 4 | -2 | 4 |
初戦ではルーマニアがウクライナに3-0で快勝し、ベルギーがスロバキアに0-1の番狂わせで敗れた。第2節ではスロバキアがウクライナに1-2で逆転負けを喫し、ベルギーがルーマニアに2-0で勝利した。第3節ではスロバキアとルーマニアが1-1で引き分け、ウクライナがベルギーと0-0で引き分けた。
### グループF
グループFは、ポルトガルとトルコがともに2勝1敗の勝点6で並び、得失点差でポルトガルが首位、トルコが2位通過を果たした。ジョージアは1勝1分け1敗の勝点4で3位となったが、グループ3位の中で成績上位となり、初出場ながら決勝トーナメント進出を果たす快挙を達成した。チェコは0勝1分け2敗の勝点1で最下位となり敗退した。
| 順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 |
|------|--------|----|----|----|------|------|--------|------|
| 1 | ポルトガル☆ | 2 | 0 | 1 | 5 | 3 | 2 | 6 |
| 2 | トルコ☆ | 2 | 0 | 1 | 5 | 5 | 0 | 6 |
| 3 | ジョージア☆ | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 0 | 4 |
| 4 | チェコ | 0 | 1 | 2 | 3 | 5 | -2 | 1 |
初戦ではトルコがジョージアに3-1で勝利し、ポルトガルがチェコに2-1で勝利した。第2節ではジョージアがチェコと1-1で引き分け、トルコがポルトガルに0-3で大敗した。第3節ではジョージアがポルトガルに2-0で衝撃的な勝利を収め、チェコがトルコに1-2で敗れた。
## ラウンド16
ラウンド16は、日本時間6月30日から7月3日にかけて開催され、グループステージを勝ち上がった16チームによるノックアウト方式の戦いが幕を開けた。試合結果は以下の通りである。
| No | 日時 | 対戦カード | 結果 |
|----|------|------------|------|
| 1 | 6月30日(日)1:00 | スイス vs イタリア | 2-0 |
| 2 | 6月30日(日)4:00 | ドイツ vs デンマーク | 2-0 |
| 3 | 7月1日(月)1:00 | イングランド vs スロバキア | 2-1 |
| 4 | 7月1日(月)4:00 | スペイン vs ジョージア | 4-1 |
| 5 | 7月2日(火)1:00 | フランス vs ベルギー | 1-0 |
| 6 | 7月2日(火)4:00 | ポルトガル vs スロベニア | 0-0(PK戦3-0) |
| 7 | 7月3日(水)1:00 | ルーマニア vs オランダ | 0-3 |
| 8 | 7月3日(水)4:00 | オーストリア vs トルコ | 1-2 |
ラウンド16では、スイスが前回優勝国のイタリアを2-0で破る番狂わせを演じた。開催国ドイツはデンマークを2-0で退け順調に勝ち上がった。イングランドはスロバキアに2-1で逆転勝ち。スペインは初出場のジョージアに4-1で圧勝した。フランスはベルギーを1-0で下し、ポルトガルはスロベニアとのPK戦を3-0で制した。オランダはルーマニアを3-0で破り、トルコはオーストリアに2-1で勝利した。
## 準々決勝
準々決勝は、日本時間7月6日から7月7日にかけて開催され、世界最高レベルの激突が実現した。
| No | 日時 | 対戦カード | 結果 |
|----|------|------------|------|
| 9 | 7月6日(土)1:00 | スペイン vs ドイツ | 2-1 |
| 10 | 7月6日(土)4:00 | ポルトガル vs フランス | 0-0(PK戦3-5) |
| 11 | 7月7日(日)1:00 | イングランド vs スイス | 1-1(PK戦5-3) |
| 12 | 7月7日(日)4:00 | オランダ vs トルコ | 2-1 |
準々決勝では、スペインと開催国ドイツのビッグマッチが実現し、スペインが2-1で激闘を制した。ポルトガル対フランスは延長戦でも決着がつかず、PK戦の末にフランスが5-3で勝利。イングランドはスイスに苦戦しながらもPK戦を5-3で制し、オランダはトルコを2-1で下して準決勝進出を決めた。
## 準決勝
準決勝は、日本時間7月10日と11日に開催され、4強による激突が行われた。
| No | 日時 | 対戦カード | 結果 |
|----|------|------------|------|
| 13 | 7月10日(水)4:00 | スペイン vs フランス | 2-1 |
| 14 | 7月11日(木)4:00 | オランダ vs イングランド | 1-2 |
準決勝では、スペインがフランスを2-1で破り決勝進出を決めた。もう一方の準決勝では、イングランドがオランダを2-1で下し、2大会連続で決勝進出を果たした。
## 決勝
決勝戦は、日本時間7月15日(月)午前4時にベルリンのオリンピアシュタディオンでキックオフされ、スペインとイングランドによる頂上決戦が繰り広げられた。
| No | 日時 | 対戦カード | 結果 |
|----|------|------------|------|
| 15 | 7月15日(月)4:00 | スペイン vs イングランド | 2-1 |
決勝戦は、スペインが2-1でイングランドを破り、見事に歴代最多となる4度目の優勝を達成した。スペインはグループステージから無敗で勝ち上がり、攻守にわたって高い完成度を示した。イングランドは2大会連続の決勝進出となったが、またしても頂点には届かず、準優勝に終わった。
## 主な記録とハイライト
今大会は、スペインの4度目の優勝という歴史的な成果で幕を閉じた。スペインは1964年、2008年、2012年に続く栄冠を手にし、ユーロ史上最も成功した国の一つとしての地位を確固たるものとした。また、グループステージではジョージアが初出場ながら決勝トーナメント進出を果たし、サプライズを巻き起こした。
グループEでは4チーム全てが勝点4で並ぶ稀な状況が発生し、大会の混戦模様を象徴する出来事となった。オーストリアやスイスなどのチームが強豪国を相手に健闘し、ヨーロッパサッカーの層の厚さを示す結果となった。
決勝トーナメントでは、スペインの攻撃サッカーと組織力が際立ち、フランスやドイツといった強豪を次々と撃破。イングランドはPK戦を含む接戦を乗り越えたが、決勝でスペインの壁を突破することはできなかった。
大会を通じて、各チームの戦術の進化、若手選手の台頭、ベテラン選手の存在感など、多くの見どころが詰まったEURO 2024は、サッカーファンにとって記憶に残る大会となった。